· 

卒業する生徒達へ、感謝と贈る言葉

 

 中3生の皆さんにとっては昨日金曜の授業が自然館最後の授業になりました。公立入試の学力検査も終わり、残すは面接だけですね。対策も十分やりました!月曜の面接には堂々と臨んでくださいね!合格発表日は自然館で朝から待機して吉報を待っています!

 

毎年この時期が近づくと、とても寂しい気持ちで一杯になります。特に昨日は、試験が終わり、この数か月見られなかった皆さんのホッとした安堵の表情を眺めながら、嬉しさと同時に、これまでの授業の様子が走馬灯のように脳裏を駆け巡り、熱いものが込み上げて参りました。皆さん、本当によく頑張りましたね!

 

先ず今皆さんに伝えたいことは、周りにたくさん塾があるなかで、この自然館を選んでくれたこと、本当に有難う!ということです。そして最後まで元気よく(時に元気なく笑)自然館で学んでくれたことを心から嬉しく思っています。先生も皆さんとの会話からだけでなく、勉強する姿勢や成績の変化から、笑っている姿や悩んでいる姿から、そして皆さんのお父さんやお母さんからも、たくさんのことを学ばせてもらいました。 

 

これで義務教育が終わります。生活の場面も人とのつながりも益々広がっていきます。先生は高校生になる時に、今は亡き父親から、16過ぎたらもう大人なんだ!という言葉をもらいました。やはりこれからは今まで以上に自分の行動や選択に、より責任を持って過ごしていかなければなりません。これまで自然館では、折に触れては歴史上の人物の生き方や残された言葉、先生の(あまり意味のない!?)体験談や失敗談など、いろいろな話や言葉を伝えてきたかと思います。

 

これからはきっと楽しいことはもちろん、辛いことや悲しいことも、時に難しい選択を迫られることもたくさんあるかと思います。そんな時、少しでも自然館で学んだことを思い出してくれたら嬉しいなと思うと同時に、世の中には素晴らしい言葉が溢れています。是非自分からも、逆境の時に自分を励ましてくれるような言葉を探し、それを常に心に留めながら、これからの人生を有意義に生きて行って欲しいと思います。 

 

今は「三寒四温」の時期ですね。そこで卒業生の皆さんには、もう一つの「三感四恩」という言葉を贈ります。 

「三感」とは「感謝・感激・感動」のことで、これからは多くの人や多くの物ごとに、感謝感激感動しながら、心豊かに生きて下さい。

 「四恩」とは、「親に対する恩」「国や社会に対する恩」「先生や師に対する恩」「友達に対する恩」のことで、人の恩を大切に生きて下さい。

 特に、これまで皆さんを大切に育て面倒を見てくれた両親への孝行は絶対に忘れないで下さいね!宇宙に親ほどありがたいものはありませんから!

  

それでは、今後の皆さんの益々のご活躍とご健康を心からお祈りしています。 

卒業おめでとう。さようなら。そしてありがとう・・・。